どんな人達なの?国立大学職員について現役職員が解説

国立大学職員とは?大学職員
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国立大学で働いている職員がいるのはなんとなく知っているけど、詳しくはわからない。
年収とか、なる方法とかよくわからないという人もいますよね。

本記事で、国立大学職員についてざっくりと説明します。

  • 国立大学職員とは? 公務員?年収は?→まとめました
  • 国立大学職員になる方法とは? 統一試験だけでなく独自採用もやってる
  • 既卒でも転職でもOK!元フリーターでもOK!!
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国立大学職員とは?

国立大学職員とは、国立大学で主に大学運営のために働く職員のことです。

国立大学職員の多くは事務職員です。人数は少ないですが、技術職員もいます。

国立大学職員て公務員なの?

公務員ではありません。
以前は、国立大学職員は国家公務員でした。
平成16年に独立行政法人化されたため、現在は公務員ではなく、法人職員という扱いになります。
ただし、給与体系等は公務員時代のものを流用していますので、「準公務員」や「みなし公務員」と表現されることもあります。

国立大学職員の年収は?

国立大学職員の年収について、文部科学省が公表しているデータを元に平成29年度と平成30年度の事務・技術職員及び教員の平均年収について表にまとめました。

区分平均年収(平成29年度)
参考:文部科学省
平均年収(平成30年度)
参考:文部科学省
事務・技術職員5,866,000円5,926,000円
教員8,190,000円9,018,000円

ボーナス(賞与)の年収に対して占める割合は2割程度なので、年間で120万円くらいが目安になります。
平均年齢は41~44歳です。(参考:文部科学省

僕は給与関係の仕事をしていたので、他の職員の給与を確認することがありましたが、41~44歳というと役職は係長の人が一番多いです。
年収も表とだいたい同じですが、表の金額よりも少し多く給料をもらっている印象です。

このあたりは、残業の有無によっても変わってきます。
ちなみにですが、残業代は今のところ働いた分全額支給されています。

国立大学職員になるには?

地区ごとに第一次試験(筆記)をおこない、合格者は「第一次試験合格者名簿」に名前が記載されます。

第一次試験に合格したら、大学ごとに実施される第二次試験(面接等)を数回受験し、合格すれば晴れて「内定」となります。

第一次試験は各地区同一日程で実施されるので、複数の地区を受験することは残念ながらできない仕組みになっています。

第二次試験については、各大学等の機関毎に実施されるので、日程がかぶらなければ、いくつでも受験することができます。
実際に僕も3機関を受験しました。

各地区のホームページをまとめたのが、以下です。

地区名URL
北海道地区 https://www.hokudai.ac.jp/jimuk/
soumubu/jinjika/saiyo/index.html
東北地区 http://www.bureau.tohoku.ac.jp/shiken/
関東甲信越地区 http://ssj.adm.u-tokyo.ac.jp/
東海・北陸地区 http://www.sssj.jimu.nagoya-u.ac.jp/index.html
近畿地区 https://kinki-ssj.adm.kyoto-u.ac.jp/gaiyo/
中国・四国地区 https://home.hiroshima-u.ac.jp/
jinji/shiken/shiken_gaiyou.html
九州地区 https://www-shiken.jimu.kyushu-u.ac.jp/index.htm

筆記試験の内容は?

筆記試験は公務員試験における教養科目と同様の問題が出題されます。
地方公務員や警察・消防で出題される問題とほぼ同じなので、併願しやすいです。

第一次試験の倍率は?

平成30年度試験実施結果をまとめました。(参考:関東甲信越地区 第一次試験申込状況・実施結果)

区分申込者数第一次試験合格者数倍率
事務系(事務・図書)10,1621,3967.3
技術系(電気・機械等)2731202.3

事務系の倍率は第一次試験終了時点で7倍程度です。
このあと、第二次試験があるので、最終的な倍率は10倍以上になります。

独自の採用試験を実施している大学もある

東京大学や大阪大学などの一部大学では、地区ごとの統一試験とは別に独自に採用試験を行なっている大学もあります。(参考:東京大学 職員採用案内

念のため、応募したい大学が独自に採用試験を実施していないかどうか、確認したほうがいいです。

既卒や転職でも大丈夫?

僕は元フリーターで、国立大学法人等職員採用試験を受けているときは、2年ほど勤めた中小企業を退職していたので、無職でした。
それでも一次試験も二次試験も合格し、内定をいただけたので、既卒や転職でも全く問題ありません。
国立大学職員の採用試験は、僕みたいにフリーター経験があったり、転職を繰り返していたりと職歴に不安がある人でも、努力すれば合格できる試験です。

試験対策は?

試験対策は一次の筆記対策と二次の面接対策が必要です。

一次(筆記)試験対策

筆記対策では、他の公務員試験の教養科目と同様です。
数的処理(数的推理、判断推理、資料解釈)と文章理解(現代文、古文、英文)からの出題が5割程度です。
残りの5割は自然科学(数学、物理、化学、生物、地学)、社会科学(社会、政治・経済)、人文科学(日本史、世界史、地理、思想、文学・芸術)から出題されます。

このとおり、多くの科目の勉強が必要ですし、数的処理はあまり勉強する機会が無いような問題が多く難しく感じる人も多いようです。

僕は、当初独学で勉強していたのですが、思うように点数が伸びなかったので、途中から公務員専門学校に通いました。
しかし、学校でやった筆記対策といえばひたすら問題演習だったので、ぶっちゃけ独学でも合格できたんじゃないか?とおもってます。

とはいえ、勉強せざるを得ない環境を手に入れられましたし、面接対策は1人ではなかなかむずかしいので通ったことはよかったとおもいます。

二次(面接)試験対策

二次試験は面接試験ですので、特別に対策が必要です。

大学は志望動機から大学や大学職員への理解度を確認してきますので、大学職員という職業の特殊性を事前に把握しておく必要があります。

大学職員の特殊性とは、教員という存在です。
一つの組織の中に所属しながら、職員と教員はまったく異なります。
「そのあたりの特殊性も理解していますよ。」とアピールできれば、よく調べているという印象をもってもらえます。

大学職員の仕事内容はこのブログの他の記事でも発信しているので、面接対策の参考にしてみてください。

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