【僕はもうやめましたが】投資初心者の入り口としてウェルスナビはおすすめ

ウェルスナビは初心者におすすめお金の知識
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運用業界にとって不都合だが、強力な事実がある。(事実1)アクティブ運用の平均はインデックス運用に劣る、(事実2)優れたアクティブ運用を「事前に」見分けることはできない、の2つだ。

インデックス運用が最強である理由
山崎 元(楽天証券経済研究所  客員研究員) 

お金のプロである山崎先生がおっしゃるとおり、アクティブ運用よりもインデックス運用のほうがリターンが大きいことはさまざまな研究で明らかになっています。

ロボアド(ロボットアドバイザー)投資として人気のウェルスナビは、
投資初心者でも手軽に「長期・積立・分散」を兼ね備えたインデックス投資ができる資産運用サービスです。
2020年1月には、預かり資産2300億円、28万口座を突破しました。

ウェルスナビはおすすめできるのか? と聞かれれば、

「ぼくはもうやめたけど、投資初心者が気軽に合格点レベルのインデックス投資がしたいならオススメ」

と答えます。

ウェルスナビをおすすめできるのは次のような人です。

「貯金ではまったく資産が増えないから投資はしたい。でも難しい勉強は苦手…」
「投資についていろいろ勉強するよりも、ほかのことに時間を使いたい。合格点が取れればOK」

反対に、

「中身が同じものなら、ゼッタイに安く買いたい!」
「安く買うためなら、多少面倒な勉強もする!」

という人はロボアド投資ではなく、自分で投資信託やETFを直接購入したほうがいいです。

この記事ではウェルスナビのメリット・デメリットについて解説します。

「なぜ投資初心者にオススメなの?」
「なぜ自分はもうやめたのに、投資初心者にすすめるの?」
「ウェルスナビよりオススメな投資方法ってなに?」

こういった疑問に答えます。

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ウェルスナビとは?

『ウェルスナビ(WealthNavi)』は、働く世代から支持されて拡大を続けているロボアドバイザーサービスです。ユーザーは投資の手間がなく、ほとんど自動で資産運用を行ってくれるため、投資や資産運用に詳しくない方や、仕事で忙しくて時間が取れない方でも気軽に始めることができます。

サービス開始からの積立投資のリターンは+2.9%~+7.0%

ウェルスナビは、公式サイトでその運用実績を公開しています。

公式サイトより引用
リスク
許容度
累積元本額
(円)
資産評価額
(円)
リターン
1250万266万+6.3%
2250万267万+7.0%
3250万264万+5.7%
4250万262万+4.7%
5250万257万+2.9%

資産評価額はリスク許容度に応じて257万円(+2.9%)から267万円(+7.0%)になりました。

一時は+20%以上の運用成績が出ていましたが、コロナな影響でかなり下げています。
それでも、すべてのリスク許容度で元本割れしていない。
その点はさすがというか、ひとつの安心材料にはなります。

またウェルスナビでは、柴山CEOの口座を用いて運用実績を公開しています。

運用結果

現在の運用は以下のようになっています。

運用期間:2016年1月~2020年3月(円建て)
毎月積立額:3万円
資産総額:4,970,765円(+173,175円)

柴山CEOの口座でもかなり値を下げていますが、依然としてプラスです。
一時はかなりの含み益が出ていたこともグラフから読み取れますね。

なぜやめたのか?→もっと良い投資方法があるから

紹介したように、コロナショックでもプラスを保っているウェルスナビですが、以前はぼくも利用していました。しかしもう解約しています。

解約した理由は、”もっと良い投資方法がある”ことに気がついたからです。

同じETFが自分で買える

画像はウェルスナビの管理画面です。総資産額約144万円が以下のように複数のETFに分散されていることが見てとれます。

分散購入しているETF
  • 米国株(VTI)
  • 日欧株(VEA)
  • 新興国株(VWO)
  • 米国債券(AGG)
  • 物価連動債(TIP)
  • 金(GLD)
  • 不動産(IYR)

これらのETFですが、実は楽天証券やSBI証券などの証券口座を開設すれば、同じものが自分で直接購入できます。
そして、自分で購入したほうが運用手数料が安い。

たとえば、米国株(VTI)をウェルスナビを通じて購入した場合、
運用手数料が1%ですが、証券会社を通じて自分で購入した場合は、
運用手数料が0.03%です。その差は30倍以上です。

そもそも投資信託で十分

ぼくは外国税額控除や配当金再投資などの手間がかかるETFよりも、つみたてNISAやiDeCoなどの税制優遇が受けられる投資信託のほうが良いと思っています。

たとえば楽天VTIという投資信託は国内で販売されている金融商品ですが、内容は米国株ETF(VTI)とほぼ一緒です。税制の優遇措置もあるし、確定申告に行く必要もありません。
手数料も0.162%とVTIほどではないですが、十分に安いです。

ウェルスナビをはじめた当初は、にも知識がなくても気軽に始められるし、定期的に配当金ももらえるしと、いいサービスだと思っていました。

しかし、ウェルスナビがきっかけで投資について勉強していくにつれて、
直接自分で購入したほうが安いということがわかったので、解約しました。

運用手数料(ランニングコスト)は証券会社や運用会社の懐に入るものだから、これは投資家にとって確実なマイナスになる。(中略)
運用管理手数料が低いところを選ぶのが合理的だし、逆に言うとそれくらいしか改善できる差はない

『難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!』山崎元、大橋弘祐 著

冒頭で紹介している山崎先生も上記のように、手数料をなるべくおさえることを推奨しています。

事前にどの投資信託やロボアドがどれくらい儲かるかを予想する方法はないので、ぼくにできることは手数料という確実な損失をなるべく減らすことだけ。
そう思って、ウェルスナビを解約して投資信託を直接購入するようになりました。

投資信託に切り替えるまでにはいろいろ勉強したり、少し面倒な手続きがあったりしましたが、僕はそれほど苦痛とは感じませんでした。
「勉強とかしたくないから、とにかく楽なほうがいい」という方もいるので、このあたりは人によって意見が分かれるところかなぁと感じます。

ウェルスナビのデメリット

すでに解説していますが、あらためてウェルスナビのデメリットをまとめると大きくは以下のの2つ。

ウェルスナビのデメリット
  • (多少手間がかかるが)自分で買ったほうが安い
  • つみたてNISAやiDeCoなどの税制優遇が受けられない

つみたてNISAやiDeCoについて
通常、株式投資で得た利益は税金として2割が国に持っていかれます。つみたてNISAやiDeCoはこの2割の税金を払わなくていいよ、という優遇制度です。
ただし、これらの優遇にはいくつか条件があり、対象の金融商品やサービスが限定されていて、ウェルスナビは対象外です。

具体的に数字を使って説明すると、
資産運用によって100万円の利益が出たとして、つみたてNISAで運用していれば100万円がまるまる利益となりますが、ウェルスナビは税金として20万円を支払った残りの80万円が利益となります。

この差はかなり大きいですよね…

ウェルスナビのメリット

一方で、人によってはウェルスナビのほうがオススメできるという方もいます。
ウェルスナビの主なメリットは以下。

ウェルスナビのメリット
  • とにかく楽! 自動でリバランスもしてくれる
  • 手数料は”高い”とまでは言えない

ウェルスナビのメリットはとにもかくにも、楽だということ。

投資の世界では、適切な分散をする、つまり適切なポートフォリオを決定し、そのルールにもとづいて運用することが重要だと言われています。

もし、自分で運用するとなると、投資について基礎から勉強し、自分のあたまで適切なポートフォリオを考えて、購入しなければなりません。
また、購入すれば終わりというわけではありません。
投資信託やETFは常に価格が変動していくので、当初決めた分散割合(ポートフォリオ)から、次第にずれていきます。

ポートフォリオの維持が重要なので、当然このズレを解消するために適切に売り買いしなければいけません。(これを”リバランス”といいます)

ウェルスナビはこれらの”ポートフォリオの決定”から”リバランス”までを自動でやってくれます。さらになるべく税金をおさえるように売買してくれる”DeTax”という機能までついています。

これらのサービスが揃っていて、年間手数料が1%ですので、”高すぎる”とまでは言えないかなぁと。

「投資の勉強は苦手」
「リバランスとかの手間はかけたくない」

という方は、自分で運用するのは負担が大きすぎるので、ウェルスナビのほうが向いています。

結論:ウェルスナビは投資初心者の入り口としてはオススメ

まとめると、ウェルスナビは自分で手間をかけて運用するよりも手数料はかかるが、あまり投資に手間や時間をかけたくないという人には便利なサービスです。

ウェルスナビを投資の入り口として、さらに勉強したい人は直接自分で買えばいいし、あまり手間をかけたくないという人は、そのまま継続するのが良いというのが僕の結論です。

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